NECナイメヘンは現地時間25日、エールディヴィジ第10節でPECズヴォレと敵地で対戦し、2-2で引き分けた。この一戦では、サッカー日本代表FW小川航基が先制点をマーク。その得点は、冷静に流し込んだ見事なゴールだった。
小川航基が先制弾も…負傷交代
2試合連続ドロー中のNEC。ズヴォレとのアウェイゲームでは、小川と佐野航大が先発メンバーに名を連ね、塩貝健人はベンチスタートとなった。
アウェイチームは、28歳の日本人ストライカーのゴールで先手を奪う。
9分、サミ・ウィッサが個人の力で右サイドを切り裂くと、グラウンダーのクロスをゴール前に供給。
これをボックス内でフリーで待ち構えていた小川が、冷静にゴール右隅に流し込み、NECに貴重な先制点をもたらした。
フリーではあったものの、確実に沈めた見事なゴールだった。
しかし、今季4点目を記録した小川は、31分に負傷交代。
エースを失ったNECは、前半アディショナルタイムに同点に追いつかれ、1-1で前半を折り返す。
それでも47分にアフメッジャン・カプランのゴールで勝ち越したNECだったが、50分に再び失点を許し、2-2のドロー。
3試合ぶりの勝利を収めることはできなかった。
なお、佐野はフル出場、塩貝には最後まで出番が訪れなかった。
