リーグ・アンの公式Xは26日、「まさに魔法のようだった」などと記し、パリ・サンジェルマン(PSG)在籍時の元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏のプレー映像を公開した。動画に収められている一戦は、当時21歳の“魔術師”が圧巻のパフォーマンスを披露した伝説の試合だった。
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ロナウジーニョのPSG時代
2002年3月9日に『パルク・デ・プランス』で行われたPSGとオリンピック・マルセイユとの“ル・クラスィク”。
圧巻のテクニックとスピードで輝きを放っていた背番号「10」は、PSGが1点リードで迎えた56分に魅せる。
ハーフウェーライン付近でボールをカットしたロナウジーニョは、ドリブルを開始する。
細かいボールタッチで一気にスピードに乗ってボックス内に侵入すると、最後はおしゃれなチップキック。
GKの頭上を越えたボールは、見事にゴールネットに吸い込まれた。
さらに、84分にはカウンターの流れから右サイドを駆け上がると、相手DFとGKを交わして、ジェローム・ルロワのゴールをお膳立て。ロナウジーニョは、PSGの3発快勝に貢献した。
01/02シーズンから2シーズンの間プレーしたPSGで、公式戦77試合に出場し、25ゴールと19アシストを記録したロナウジーニョ。
この時の活躍が後のバルセロナ時代の黄金期への扉を開くこととなった。
