ナポリは27日、クラブ公式HPでベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの負傷について検査結果を発表し、右大腿二頭筋に重度の損傷が確認されたことを明らかにした。デ・ブライネは25日に行われたインテルとの一戦で、PKを蹴った際に右太ももを傷め、直後に途中交代していた。
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ナポリのデ・ブライネが長期離脱
セリエA第8節、本拠地マラドーナで行われたインテルとの大一番、ナポリは30分、ペナルティエリア内にドリブル突破を図ったジョヴァンニ・ディ・ロレンツォがヘンリク・ムヒタリアンに倒されてPKを獲得。
これをデ・ブライネが右足で冷静に沈めて、ナポリが先制点を奪った。
しかし、デ・ブライネはその直後、足を引きずりながら右太ももを抑え、直立したまま動けなくなる。
駆けつけたメディカルスタッフとともに、苦悶の表情を見せながらピッチを去り、途中交代となった。
試合途中には、松葉杖をついてベンチに戻る姿が確認されていたが、長期離脱を強いられることとなってしまった。
クラブ公式HPには、復帰時期は記載されていないものの、イタリア・メディア『Sky』は、復帰までに3から4カ月を要することになると報じている。
また、イタリア審判協会(AIA)は27日、ディ・ロレンツォが倒されてナポリに与えられたPKは、審判団の誤審であったとの最終結果を発表した。
ナポリはインテル戦で貴重な先制点を奪ったものの、誤審によるPKをデ・ブライネが蹴ったことによって、主力の一人であるデ・ブライネを長期にわたり失うこととなってしまった。
なお、試合はナポリが3-1で勝利。2位ローマと勝ち点18で並びながらも、得失点差で首位に位置している。次節は29日、アウェイでレッチェと対戦する。
