日本の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは5年目を迎え、2025/26シーズンの半分が終了した。昨季の総入場者数は28万2221人と過去最高の数字となり、これからの女子サッカー人気に繋げたいところだ。今回は、ピッチ外でも話題を呼んだ現役のWEリーガー10人を紹介する。[1/5ページ]
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MF:仲田歩夢(なかだ・あゆ)

【写真:Getty Images】
所属クラブ:RB大宮アルディージャWOMEN
生年月日:1993年8月15日 (32歳)
今季リーグ戦成績:7試合0得点
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インスタグラムのフォロワーが10万人を超える仲田歩夢は、日本女子サッカー界でも屈指の人気を誇る選手だ。
2022年2月10日に初投稿された公式YouTubeチャンネルでは、開設からすぐに収益化の条件の1つである登録者数1000人を達成。1万回再生を超える動画もあり、インスタグラムでも投稿するたびに多くの「いいね」数を獲得している。
YouTubeやインスタグラムなどのSNSを通じて女子サッカーの発展に貢献する仲田の発信は、競技の裾野を広げる大きな力となっている。
常盤木学園高校出身の仲田は、2012年にINAC神戸レオネッサに加入し、WEリーグ創設とともに大宮アルディージャVENTUS(現RB大宮アルディージャWOMEN)に移籍した。
各世代別の日本女子代表にも選出されており、2010年のFIFA U-17女子ワールドカップでは5試合に出場し、準優勝に貢献している。
ドリブル突破は仲田の特徴の1つで、ミドルレンジからのシュートも魅力的である。
しかし、リーグ戦では直近2試合を欠場しており、第3節以降はスタメン出場がない。
若手が台頭する大宮で苦戦を強いられているが、左右どちらのサイドでもプレーできるレフティーの存在は依然として貴重だ。
SNSでたびたび注目を集める仲田。ピッチ内外でのさらなる活躍に期待がかかる。