日本の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは5年目を迎え、2025/26シーズンの半分が終了した。昨季の総入場者数は28万2221人と過去最高の数字となり、これからの女子サッカー人気に繋げたいところだ。今回は、ピッチ外でも話題を呼んだ現役のWEリーガー10人を紹介する。［2/5ページ］
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MF：式田和（しきだ・にこ）

所属クラブ：日テレ・東京ヴェルディメニーナ
生年月日：2008年12月19日（16歳）
今季リーグ戦成績：1試合0得点

　現在開催中のFIFA U-17女子ワールドカップ（W杯）に日本代表として出場している式田和は今季、日テレ・東京ヴェルディベレーザのトップチームでデビューを果たした。

　女優でタレントの岡本夏美氏が、式田がゴールした際に『JFAなでしこサッカー』がXに上げた画像を「ありがたいことに私に似てる！というコメントが、寄せられている、うれしい、推さなくちゃ」とのコメントとともにリポストし、話題となった。

　また、『JFAなでしこサッカー』がXにアップした質問リレーで古川心尋、飯田雫瑠、青木夕菜とともに登場した動画は33万以上のインプレッションがあり、大きな反響を呼んでいる。

　19日に行われたU-17W杯初戦・ニュージーランド戦では、チームの3点目を決めて勝利に貢献。決勝トーナメントでのプレーにも期待が高まっている。

　スピードを活かしたドリブルと裏抜けは式田の最大の武器。一瞬で相手を置き去りにする力は今大会でも際立つ。

　父は元Jリーガーの式田高義氏で、兄も大学サッカーでプレーするサッカー一家で生まれ育った式田。まだWEリーグでデビューしたばかりの逸材MFだが、将来的にはなでしこジャパン入りも視野に入る存在だ。