日本の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは5年目を迎え、2025/26シーズンの半分が終了した。昨季の総入場者数は28万2221人と過去最高の数字となり、これからの女子サッカー人気に繋げたいところだ。今回は、ピッチ外でも話題を呼んだ現役のWEリーガー10人を紹介する。[3/5ページ]
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MF:滝川結女(たきかわ・ゆめ)

【写真:Getty Images】
所属クラブ:アルビレックス新潟レディース
生年月日:1999年8月31日(26歳)
今季リーグ戦成績:9試合3得点
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WEリーグ参入前のシーズンに新発田市役所で勤務していた滝川結女は、「自称アイドルです」と発言したのをきっかけに、チャントの歌詞にもその言葉が取り入れられ、「新発田のアイドル」という愛称が浸透した。
滝川のプレーを動画で紹介する際も、WEリーグ公式が「新発田のアイドル」と称するほどだ。
WEリーグ公式でも紹介された私服姿も話題となり、自身のSNSでの投稿にも多くの反響が寄せられている。
弾ける笑顔でチームに活気をもたらす滝川は、ピッチでは果敢に仕掛けてゴールを狙い続ける。
また、153cmと小柄ながら、ダイナミックなドリブルで相手を翻弄し、力強いシュートでどこからでも得点を奪える選手だ。
昨季はWEリーグでキャリアハイとなる8ゴールを記録。世代別の代表への招集経験もある滝川は、7月に行われたE-1サッカー選手権でなでしこジャパンデビューを果たし、1ゴールをマークした。
待望のA代表初招集で結果を残したものの、その後の欧州遠征ではメンバー入りを逃した。
それでも、今季のWEリーグではここまで9試合に出場し3得点。主にトップ下としてプレーし、精度の高いキックでチャンスを創出している。
今後の活躍次第では、なでしこジャパンへの再招集も十分にあるだろう。