日本の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは5年目を迎え、2025/26シーズンの半分が終了した。昨季の総入場者数は28万2221人と過去最高の数字となり、これからの女子サッカー人気に繋げたいところだ。今回は、ピッチ外でも話題を呼んだ現役のWEリーガー10人を紹介する。[4/5ページ]
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DF:高橋はな(たかはし・はな)

【写真:Getty Images】
所属クラブ:三菱重工浦和レッズレディース
生年月日:2000年2月19日(25歳)
今季リーグ戦成績:11試合2得点
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三菱重工浦和レッズレディースに所属するなでしこジャパンDF高橋はなは、チームでムードメーカー的存在だ。
タイトルを獲得した際の通称“森脇芸”(カップを掲げた際に周りの選手たちが無視をする)は浦和の伝統として森脇良太氏から受け継ぎ、なでしこジャパンでも話題を呼んだ。
今夏、塩越柚歩、猶本光、石川璃音、遠藤優など浦和を支えてきた主力選手たちが相次いで移籍する中で、高橋はキャプテンとしてチームを牽引している。
主力が抜けても浦和の堅守は健在で、高橋は今季ここまでリーグ最小の4失点と好調な守備陣を支え続けている。
昨季は主にセンターフォワードとしてプレーし、21試合で7ゴールをマーク。試合途中にセンターバック(CB)にポジションを移すなど、昨季は攻守両面でチームに貢献した。
なでしこジャパンでは、サイドバックやCBとして起用され、そのディフェンス力はニルス・ニールセン監督からも高く評価されている。
キャプテンシーを持ち合わせながらも、自ら前へ出てチームを盛り上げられるムードメーカーは今後どのようなキャリアを辿っていくのだろうか。