国際親善試合、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)対ノルウェー女子代表の試合が現地時間28日に行われ、0-2で日本が敗れている。40分に、なでしこジャパンMF宮澤ひなたが絶妙なスルーパスで決定機を演出し、MF藤野あおばがネットを揺らすも、オフサイドでゴールが取り消されてしまうシーンがあった。
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オフサイドでゴールは取り消しに
【写真:Getty Images】
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日本が1点を追いかける展開で迎えた40分、宮澤のパスからチャンスが生まれる。
ピッチ中央付近でこぼれ球を回収した宮澤は、ノルウェー最終ラインの裏を狙った藤野へスルーパスを送った。
ボールを受けた藤野はダイレクトで流し込み、日本が同点としたかに思われた。
しかし、これはオフサイドと判定されて、ゴールは取り消しとなってしまう。
同点で後半に臨めるチャンスだったが、日本は惜しくもこれを逃してしまった。
すると、52分、FWシグネ・ゴープセットに追加点を決められてしまう。
チームを率いるニルス・ニールセン監督は、失点後の65分にMF谷川萌々子、MF遠藤純、さらに、82分にはDF白垣うの、MF籾木結花らを投入し、試合の流れを変えようとした。
結局、日本は得点を奪うことができずに、0-2でノルウェー女子代表に敗れた。
24日に行われたイタリア女子代表との試合は引き分け(1-1)だったため、今回の欧州遠征は1分1敗という結果で終えている。