サッカー日本代表は、14日に行われたブラジル代表との国際親善試合で歴史的な初勝利を手にした。彼らは長らく日本代表を苦しめてきたが、逆に得意としているチームもある。今回は、日本代表の歴史において無敗が続く国々を紹介する。※戦績は『transfermarkt』を参照。2試合以上戦った国が対象[5/5ページ]
エクアドル代表

【写真:Getty Images】
対戦回数:4回
戦績:2勝2分0敗
最後の対戦:2022年9月27日
近年、多くの代表チームが飛躍的な成長を見せている。
そのうちの1つが、来年に控えるFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の南米予選を2位で通過したエクアドル代表だ。
日本代表はエクアドル代表とこれまで通算4度対戦しており、2勝2分と無敗をキープしている。
直近の対戦は、カタールW杯開幕まで2ヶ月に迫った2022年9月に行われた。
日本代表はエクアドル代表の猛攻に合いながらも、GKシュミット・ダニエルのPKストップもあり、試合はスコアレスドローに終わった。
この試合から現在にかけての3年間でエクアドル代表は劇的に成長している。
モイセス・カイセド(チェルシー)やウィリアム・パチョ(パリ・サンジェルマン)、ピエロ・インカピエ(アーセナル)、ホエル・オルドニェス(クラブ・ブルージュ)ら守備的な選手を中心に若手選手の台頭が著しく、先述したW杯予選では18試合で5失点と堅守が武器となっている。
この守備の安定感は世界屈指であり、2025年だけでもアルゼンチン代表やブラジル代表のような強力攻撃陣を擁する相手に対してクリーンシートを達成している。
もし近い将来、再び日本代表が対戦することになれば、2022年の直近の試合以上に苦戦を強いられる可能性が高いだろう。
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