国際プロサッカー選手会(FIFPro)は現地時間27日、2025年の男子ワールドイレブンの最終候補26名を発表した。韓国メディア『マニアタイムズ』は28日に、サッカー韓国代表から最終候補に残った選手がいなかったことを伝えている。
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FIFPro男子ワールドベスト11の最終候補26名が発表される
【写真:Getty Images】
「FIFPro男子ワールドイレブン」は、世界のプロサッカー選手の投票によって決定する。
最終候補には26名の選手が選ばれており、現地時間11月3日にワールドイレブンに選ばれた11名の選手が発表される予定だ。
昨年度は、DFフィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)、MFロドリ(マンチェスター・シティ)、FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)らが、ワールドイレブンに名を連ねている。
今年の最終候補には、DFパウ・クバルシ(バルセロナ)、MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)、FWアーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティ)などが選ばれた。
また、2025年の男子バロンドールを受賞したFWウスマヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン)など、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ王者であるPSGからは最多となる7名の選手が選出されている。
同メディアは、「FIFPro男子ワールドベストイレブン最終候補が発表されたが、韓国代表の選手は全員脱落した。ソン・フンミン・キム・ミンジェ・イ・ガンインは含まれていない」と前置きし、次のように述べた。
「ソン・フンミンをはじめとする韓国代表の選手は最終候補に選ばれなかった。
また、プロ選手たちが直接投票した今回の名簿には、アジア出身の選手は1人もいない」
そして、「注目すべき点は、アメリカ・メジャーリーグサッカーのFWリオネル・メッシとサウジ・プロフェッショナルリーグのFWクリスティアーノ・ロナウドが2年連続で選ばれたことだ。
彼ら以外の24名は、リーグアン、プレミアリーグ、ラ・リーガに所属する選手だ」と、欧州を制覇したPSGに所属するイ・ガンインではなく、アメリカとサウジアラビアでプレーする2人が選ばれたことを強調している。