EFLカップ(カラバオ・カップ)4回戦、リバプール対クリスタル・パレスの試合が現地時間29日に行われ、リバプールは0-3の敗戦を喫した。この結果を受けて、リバプールは多くの非難を浴びている。C・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督は、その批判は間違いだと反論した。英メディア『ディスイズ・アンフィールド』が30日に報じている。
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リバプールのターンオーバーに批判集まる
リバプールを率いるアルネ・スロット監督は、主力の怪我の懸念や疲労を考慮し、控えメンバーを中心に先発起用した。
日本代表MF遠藤航を守備的ミッドフィールダーではなく、センターバックに配置するなど、いつもとは異なるCB3枚の布陣を採用している。
守護神は今季初出場のGKフレディ・ウッドマンで、18歳のキーラン・モリソンにも出場機会を与えた。
大幅なターンオーバーを行ったため、リバプールは戦術面に関して批判を受けている。
その状況を受けて、グラスナー監督は試合後の記者会見で「スロットの決断を見たが、それを弱いチームと呼ぶのは、選手たち全員に対して失礼だ。
ジョー・ゴメスがリバプールでチャンピオンズリーグとプレミアリーグを制したのを見ている。
遠藤は日本代表として多くの試合をこなしている。
アレクシス・マック・アリスターはアルゼンチン代表としてワールドカップで優勝した。
ケルケズ・ミロシュは移籍金4000万ポンドの選手で、フェデリコ・キエーザもイタリア代表だ。
そのため、彼らを弱いと言うのは明らかに失礼だと思う。
リバプールのエンブレムをつけてプレーする選手は、誰もが高いクオリティを持っている」と、擁護している。
この意見には同メディアも同意しており「カラバオ・カップをある程度犠牲にしてでも、週末のアストン・ヴィラ戦、その後のレアル・マドリード戦、マンチェスター・シティ戦に備えることを選んだのは、理にかなった判断とも言える。
もし主力選手を起用して負傷者や疲労が出ていたなら、無理をさせすぎたとして、逆に非難されていただろう」と伝えた。
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