プレミアリーグ第9節、リーズ・ユナイテッド対ウェストハムの試合が現地時間24日に行われ、リーズは2-1の勝利を収めた。この試合でリーズの日本代表MF田中碧は72分間プレーしたが、試合後にやや自己批判的な発言をしていた。リーズを率いるダニエル・ファルケ監督は、あまり自分を責める必要はないと擁護したと、英メディア『MOTリーズニュース』が30日に報じている。
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田中碧、昨季ほどの存在感こそ発揮できていないが…
昨季はチャンピオンシップ(英2部)で、リーズを優勝と昇格に導く活躍を見せ、チームMVPに輝いた。
しかし、今季は開幕戦のエバートン戦で各メディアからマン・オブザ・マッチ(MOM)に選出されるほどの働きを見せて以降、調子は落ちている。
公式戦7試合に出場しているが、そのうち先発起用されたのは3回。
今夏に加入したショーン・ロングスタッフ、アントン・シュタッハとのポジション争いに苦しんでいることも、プレー時間減少の要因となっている。
そんな中、田中は久しぶりにウェストハム戦で先発出場したが「今日の出来は自分のベストではありません。
でも、毎試合でクオリティを上げていかなければなりません。
プレミアリーグでは毎回最高のパフォーマンスを出すのは難しいですが、常に全力を尽くします」と、かなり控えめな発言をしている。
このコメントに対し、ファルケ監督は「謙虚で、自分に厳しく、常に高い基準を持つ選手は好きだよ。
しかし、そんなことを言う必要はない。
そこまで自分を責める理由なんてないんだ。
彼はアーセナル戦で負った怪我のせいで数週間離脱していた。
だから出場時間が限られていたのは仕方ない。
ウェストハム戦では堅実なプレーを見せてくれたし、MOMを期待していたわけでもない。
彼はプレミアリーグのレベルでやれることを証明している。
まだ成長の余地はあるが、過度に自分を責める必要は全くない」と擁護した。
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