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フォーカス 2か月前

最も上がったのは? 日本人、市場価値の上昇率ランキング1~5位。いまノリに乗る男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 2025年も残すところ約1ヶ月。今年も多くの選手の台頭があった。では、その中で最も価値を高めた日本人は誰なのか。今回は、今年1月から10月31日時点における、市場価値の上昇率ランキングを紹介する。※データは『transfermarkt』を参照[2/5ページ]
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4位:塩貝健人(しおがい・けんと)


【写真:Getty Images】

生年月日:2005年3月26日(20歳)
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
2025/2026シーズンリーグ戦成績:5試合2得点0アシスト
市場価値の変動:50万ユーロ(約8500万円)→250万ユーロ(約4.3億円)
市場価値の増加額:200万ユーロ(約3.4億円/400.0%UP)

 4位にランクインしたのは、特殊なパターンで海外へ渡った塩貝健人だ。

 大学1年生という早い段階で横浜F・マリノスの特別指定選手に認定された塩貝は、慶応義塾大学在学中に2027シーズンからの同クラブへの内定を決めた。

 また、2024年のJ1リーグでは同クラブの選手として7試合に出場。1得点を記録している。

 そんな塩貝は、2024年8月に異例の欧州移籍を果たす。

 横浜F・マリノスの特別指定選手の認定と加入内定を解除し、NECナイメヘン(オランダ)への移籍を発表したのだ。

 稀な形で海外初挑戦を迎えた塩貝は、加入1年目から背番号9を託され注目の的となった。

 その塩貝は、少ない出場時間ながらゴールという形で結果を残した。

 9月22日に行われたリーグ戦第6節でチームデビューを果たすと、10月30日に行われたカップ戦では逆転弾を沈め、個人としても欧州初ゴールを記録している。

 そのゴールを皮切りにリーグ戦でも限られた出場時間の中で得点を重ねた。

 その中でも、リーグ戦第21節、首位を走るPSV戦では、相手のミスを突きゴール。チームを引き分けに導く一発を沈めている。

 結果的に昨季は、リーグ戦25試合4得点1アシストをマークした。

 そして、欧州挑戦2年目となる今季は昨季に比べ出場時間を伸ばし、すでにリーグ戦2得点をマークしている。

 短い時間の中でも結果を残すストライカーの市場価値は、昨年の12月時点から5倍の推定250万ユーロ(約4.3億円)とされており、1月からの上昇率は400.0%と記録されている。

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