YBCルヴァンカップ2025決勝、柏レイソル対サンフレッチェ広島が1日、国立競技場で行われた。
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サンフレッチェ広島が2度目の優勝
【写真：Getty Images】
今季のJ1リーグで上位につける両チームの激突。試合は、前半から大きく動いた。
まずは25分、中野就斗が放ったロングスローに荒木隼人が頭で合わせる。これがゴールネットに吸い込まれ、広島が先制に成功する。
そして38分には、敵陣ボックス手前で得たフリーキックを東俊希が直接流し込み、広島があっという間にリードを広げた。
さらに前半アディショナルタイム、中野がボックス内へロングスローを放り込むと、佐々木翔がニアサイドでフリック。最後はファーサイドのジャーメイン良がジャンピングボレーで合わせ、なんと前半だけで広島が3点を奪って見せた。
いきなり大量リードを奪われた柏は、ハーフタイムで一気に3枚替えを敢行。日本代表FW細谷真大らを投入し、反撃に出た。
その柏は、後半開始直後から、何度かチャンスを作る。しかし、堅守を自慢とする広島の壁はやはり厚く、なかなかゴールを奪えない。
それでも81分、縦パスを引き出した細谷が冷静にゴールへ流し込み、ようやく1点を返すことに成功した。
しかし、反撃はここまで。3-1とした広島が、3年ぶり2度目のルヴァン杯制覇を成し遂げた。
【試合結果】
25分 0-1 荒木隼人（広島）
38分 0-2 東俊希（広島）
45分＋2分 0-3 ジャーメイン良（広島）
81分 1-3 細谷真大（柏）
