スペイン・ラ・リーガ第11節、レアル・マドリード対バレンシアの試合が現地時間1日に行われ、マドリーが4-0で勝利した。この試合では、マドリーに所属するサッカーフランス代表FWキリアン・エムバペが絶妙なダイレクトシュートを叩き込み、チームを勝利に導いている。
【写真:Getty Images】
前節には“宿敵”バルセロナとの直接対決を制したマドリーが、ホームにバレンシアを迎えた一戦。
チームを率いるシャビ・アロンソ監督は、DFディーン・ハイセン、MFジュード・ベリンガム、そしてFWヴィニシウス・ジュニオールらを先発に起用した。
19分、相手のハンドでPKを得たマドリーは、これをエムバペが冷静に沈めて、先制ゴールを記録している。
迎えた31分、MFアルダ・ギュレルのラストパスをエムバペが難しい体勢から決めきり、チームに追加点をもたらした。
左サイドで攻撃を組み立てていたマドリーは、ギュレルがうまく抜け出すことに成功すると、ゴール前に走り込んでいたエムバペへラストパスを送る。
クロスが少し流れてしまったことで、エムバペにとっては難しいボールだったものの、うまく体を使い左足で合わせてネットを揺らした。
さらに、前半終了間際にはベリンガムにもゴールが生まれたマドリー。
後半に突入すると、バレンシアの反撃を完璧に抑えきり、82分にはDFアルバロ・フェルナンデス・カレーラスがダメ押しとなる4点目を決めて、マドリーが4-0で勝利した。
勝利したマドリーは、11試合を終えて10勝1敗(勝ち点30)とし、暫定2位のビジャレアルとは7ポイント差、1試合少ない3位のバルセロナとは8ポイント差で、ラ・リーガの首位を走っている。