イングランド・プレミアリーグ第10節、マンチェスター・シティ対ボーンマスの試合が現地時間2日に行われ、シティが3-1で勝利した。この試合では、シティに所属するFWアーリング・ブラウト・ハーランドのゴールをMFラヤン・チェルキが絶妙なパスでお膳立てし、チームを勝利に導いている。
チェルキのパスがうますぎる
【写真:Getty Images】
前節でアストン・ヴィラに敗北したことで5位となったシティが、直近8試合で無敗と好調を維持しているボーンマスをホームに迎えた一戦。
17分、シティのエースストライカーがチェルキのパスを受けると、ピッチ中央から独走し、GKジョルジェ・ペトロヴィッチとの一対一を制して先制ゴールを決めた。
しかし、直後の25分、MFタイラー・アダムスに同点ゴールを決められてしまう。
それでも、33分、チェルキが絶妙なパスでハーランドのゴールを演出した。
センターサークル付近で攻撃を組み立てていたシティは、細かいパスでボールをつなぐと、チェルキがダイレクトでボーンマス最終ラインの裏に浮き玉でパスを送った。
これに反応したのがハーランドだ。
チェルキがボールを受ける直前に抜け出すと、ワンタッチで相手DFを振り切り、最後は飛び出してきたGKをかわしつつ無人のゴールに流し込んでいる。
ダイレクトで完璧なパスを送ったチェルキ、そしてそれに反応してフリーになることに成功していたハーランドの上手さが光る勝ち越し弾だ。
60分には、ニコ・オライリーにもゴールが生まれて、ボーンマスを3-1で撃破している。
勝利したシティは、首位のアーセナル(勝ち点25)とは6ポイント差となる2位に浮上して今節を終えた。