レアル・ベティスは現地時間2日、ラ・リーガ第11節でRCDマジョルカをホームに迎え、3-0で快勝した。この試合では、アントニーが2ゴール1アシストを記録。どちらの得点も圧巻のスーパーゴールだった。
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アントニーが圧巻の活躍
6位ベティスが、浅野拓磨がベンチ入りしたマジョルカと対戦。ホームチームは、10分に背番号「7」のゴールで先手を奪う。
右サイドでボールを持ったアントニーは、中に切れ込むと、クチョ・エルナンデスとのパス交換から、ペナルティアーク手前まで侵入。
やや距離のある位置だったが、25歳のアタッカーは迷わず左足を振り抜く。
グラウンダーの強烈なシュートは、ゴール右隅に吸い込まれた。
さらに34分、再びアントニーがゴールネットを揺らす。
右サイド高い位置でボールを持った左利きのアタッカーは、右SBのエクトル・ベジェリンとのワンツーパスから、得意のボックス手前左まで持ち運ぶと、コントロールシュート。
美しい弧を描いたボールは、ゴール左隅に吸い込まれた。
背番号「10」を背負うアブデ・エザルズリが、顔を覆うほどの圧巻のゴールだった。
2ゴールを奪ったアントニーは、これだけでは終わらない。
追加点の3分後には、アブデのゴールを右足でアシストまでしてみせた。
前半だけで試合を決めたベティスは、3発快勝。アントニーの活躍でリーグ戦3試合ぶりの勝利を収めたマヌエル・ペジェグリーニ監督率いるチームは、5位に順位を上げた。
なお、アントニーは直近3試合で4ゴール。完全移籍に切り替わった今季も輝きを放っている。
