プレミアリーグ第10節、ブライトン対リーズ・ユナイテッドの試合が現地時間1日に行われ、リーズは0-3の敗戦を喫した。チームは敗れたが、リーズに所属する日本代表MF田中碧は高い評価を受けている。再び主力に定着する可能性があると、英メディア『MOTリーズニュース』が3日に報じた。
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田中碧、怪我から復帰後はベンチスタートが続いていたが…
田中は昨季、チャンピオンシップ(英2部)で戦っていたリーズを優勝と昇格に導き、チームMVPに輝くなど中心選手として活躍していた。
今季からプレミアリーグでプレーしているが、開幕戦のエバートン戦では早速、各メディアにマン・オブザ・マッチ(MOM)に選出されるほどの高パフォーマンスを披露している。
しかし、第2節のアーセナル戦で膝の内側側副靭帯(MCL)を負傷すると、復帰後はベンチスタートが続いていた。
今夏にホッフェンハイムから移籍してきたアントン・シュタッハが活躍していることも、田中が控えに回った要因の一つとして考えられている。
ただ、直近2試合は田中が先発起用されており、特にウェストハム戦では称賛の声も挙がっていた。
同メディアは「シュタッハの代わりに出場した田中がチームで評価を高めている。
日本人MFはウェストハム戦で圧倒的な存在感を示し、ブライトン戦の敗戦でも決して問題ではなかった。
そのため、田中が中盤で引き続き安定したパフォーマンスを見せれば、シュタッハはポジションを取り戻すのが難しくなる可能性が高い」と伝えている。
原因はそれだけではなく、11月2日付のドイツ紙『キッカー』のインタビューで、シュタッハが「小指を痛めた後、トッテナム戦でも肋骨を負傷した。
当初はプレーを続けようとしていたが、ああいう怪我は精神的にくる。自分にとっては主にメンタルの問題で、どうしても接触プレーで体が引いてしまう」と、弱気発言している。
それを踏まえ、同メディアは「このコメントは、彼の立場を一層不利にしている。
ダニエル・ファルケ監督は、痛みに耐えてでも戦う姿勢を持つ選手を求めており、接触を避けようとするような態度は評価を下げかねない」との見解を示した。
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