UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第4節、リヴァプール(イングランド)対レアル・マドリード(スペイン)の試合が現地時間4日に行われ、マドリーが0-1で敗れた。この試合では、マドリーに所属するサッカーベルギー代表GKティボー・クルトワがスーパーセーブを連発して、何度もチームを救う活躍を見せている。
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スーパーセーブを連発の守護神に応えることができず
【写真:Getty Images】
CLでは全勝中のマドリーがリヴァプールのホームに乗り込んだ一戦。
チームを率いるシャビ・アロンソ監督は、DFディーン・ハイセン、MFオーレリアン・チュアメニ、FWキリアン・エムバペらを先発に起用した。
この日のマドリーは、ホームチームに何度もチャンスを作られてしまう。
26分、クロスに抜け出したMFソボスライ・ドミニクとクルトワと一対一となるも、マドリーの守護神は絶妙なタイミングで飛び出し、右足でシュートを止めた。
前半終了間際には、ソボスライの強烈なミドルを横っ飛びでセーブし、ホームチームに得点を与えない。
前半は「9」本のシュートを許してしまったマドリーだが、クルトワが4回もセーブしたことで0-0のまま試合を折り返した。
後半開始直後、コーナーキックからの流れで決定機を2度も作られてしまったマドリーだが、クルトワが素早い反応でリヴァプールのシュートをことごとくストップし、ピンチから脱している。
しかし、61分、セットプレーからMFアレクシス・マック・アリスターに強烈なヘディングシュートを決められて、ゴールを許してしまった。
守護神が奮闘したマドリーだったが、後半は3本しかシュートを打つことができず、枠内シュートも試合を通して2本のみで、得点を奪うことができずに終わっている。
次節は26日に行われ、マドリーはオリンピアコスFC(ギリシャ)とアウェイで対戦する予定だ。