UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第4節、トッテナム(イングランド)対FCコペンハーゲンの試合が現地時間4日に行われ、トッテナムが4-0で勝利した。英メディア『Daily mail』は同日に、トッテナムのオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンが決めたスーパーゴールについて振り返っている。
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伝説のゴールと酷似?
【写真:Getty Images】
2-0でトッテナムがリードして迎えた64分、ファン・デ・フェンが驚きのゴールを決めた。
自陣ペナルティエリア内でボールを奪ったファン・デ・フェンは、相手選手が何人も前にいる状況で自らドリブルで前進することを選択する。
昨季のプレミアリーグの試合で史上最速記録(時速37.38km)を樹立したオランダ代表DFは、スピードに乗るとコペンハーゲンの選手たちを振り切り、ペナルティエリア内までボールを運んで自らゴールを決めた。
同メディアは、「2020年に驚異的な活躍を見せたソン・フンミン(現在はロサンゼルスFC)は、プレミアリーグのバーンリー戦において自陣ペナルティエリアの前でボールを受けると、6人のディフェンダーをかわしてゴールを決めた」と、過去にクラブのレジェンドが決めたゴールを振り返り、ファン・デ・フェンの一撃が非常に似ているものだったと伝えている。
ソン・フンミンは、2019年12月7日に行われたプレミアリーグ第16節のバーンリー戦で、約80メートルの距離をドリブルで運び、圧巻の独走ゴールを決めてプスカシュ賞を受賞した。
英メディア『GIVEMESPORT』も同日に、ソン・フンミンの伝説的なゴールと似ていると言及しており、「このゴールで元トッテナムのスター選手はプスカシュ賞に輝いた。
トッテナムのサポーターは、今回もファン・デ・フェンに同じ賞を授与してほしいと願っているだろう」と、ファン・デ・フェンの得点は最優秀ゴールに選ばれる可能性があると指摘している。