日本サッカー協会（JFA）は6日、11月シリーズの2連戦に臨むサッカー日本代表メンバーを発表した。日本代表を率いる森保一監督が会見に出席した記者に対して逆質問をした場面があった。『テレビ朝日スポーツ』の公式YouTubeチャンネルで会見の様子が配信されている。

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森保一監督が会見で逆質問

　今回のメンバーには、16日に行われる天皇杯準決勝に臨むFC東京の長友佑都、サンフレッチェ広島の大迫敬介、FC町田ゼルビアの相馬勇紀と望月ヘンリー海輝が招集外となった。

　山本昌邦技術委員長は「ルール的には招集は可能です。W杯出場へアピールするチャンスと、天皇杯で勝ちたいという選手の気持ちを両方叶えることが我々の仕事でもありますので、申し訳なかったです」とコメントした。

　会見の終盤に手を挙げた記者が「先ほどの質問と被っているので、大丈夫です」と話し、森保監督は「なんですか？」と投げかける。

　すると、「天皇杯のことを伺いたく、山本技術委員長に質問したくて」と答えると、森保監督は「どう思いますか？」と逆質問で返した。

　記者が質問したかった訳を説明し、山本技術委員長は「重く受け止めておりますので、しっかりと進めていきたいと思います」と答えている。

　また、森保監督は「意見を言っていただき、ありがとうございます。このやりとりが大切ですし、日本サッカーファミリーの積み上げにもなっていくと思います」とコメントした。

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