FIFA U-17ワールドカップカタール2025のグループBの第2節が6日に行われ、U-17ポルトガル代表は、U-17モロッコ代表と対戦した。この一戦では、1トップを務めるFWアニシオ・カブラル(ベンフィカ)がチームの2点目をマーク。その得点は、ポテンシャルの高さを感じさせる一撃だった。
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アニシオ・カブラルが凄い…
フィジーとの初戦を6-1で大勝したポルトガル。第2節では、日本相手に0-2で敗れたモロッコと対戦した。
ポルトガルが1点リードで迎えた22分、187cmの長身を誇るストライカーが魅せる。
ボックス手前右でボールを収めた背番号「9」は、細かいタッチのドリブルから中に切れ込むと、左足を一振り。低い弾道の強烈なシュートは、ゴール左隅に吸い込まれた。
シュートスピードに加え、フィニッシュまでの一連の流れには、ストライカーとしてのポテンシャルの高さを感じさせるゴールだった。
この得点でリードを2点に広げたポルトガルは、前半だけでさらに2点を追加。後半も2ゴールを奪い、6-0で大勝した。
広山望監督率いるU-17日本代表は9日、グループ最終戦でポルトガルと対戦。2試合で3得点を記録しているアニシオ・カブラルを抑えられるかが、焦点のひとつになりそうだ。
