スペイン・ラ・リーガのバルセロナは現地時間7日、本拠地“カンプ・ノウ”で公開練習を実施した。スペインメディア『as』は同日に、約894日ぶりに聖地に帰還したバルセロナの選手たちによる公開練習を見るために、約2万3000人のサポーターが集まったことを伝えている。
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バルセロナが“カンプ・ノウ”へ帰還
【写真:Getty Images】
2023年6月からカンプ・ノウの改修工事を開始していたバルセロナ。
2024年末にスタジアムへの帰還を予定していたものの、改修工事は大幅に遅延してしまった。
9日に行われるセルタ・デ・ビーゴ戦を前にして、クラブは公開練習を実施。
同メディアは、「男子トップチームのトレーニングセッションを見るために約2万3000人の観客が“Spotifyカンプ・ノウ”に集まった」と前置きし、久しぶりの本拠地での様子を報じている。
「感動の一日だ。学校を休んだ子どもたちにとっては、初めてのスタジアム体験であり、大人にとっては、思い出に残る一日となった」
なお、ジョアン・ラポルタ会長によると、公式戦で新本拠地を使用するのは、早くても22日に行われるアスレティック・ビルバオ戦となるようだ。
バルセロナのX公式アカウントでは、カンプ・ノウで公開練習を行ったチームの様子を公開。
「Spotifyカンプ・ノウで初めてのロンドだ!」と題して、サポーターが見つめる中で選手たちが汗を流す貴重な映像を投稿している。