イングランド・プレミアリーグ第11節、トッテナム対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間8日に行われ、2-2の引き分けに終わった。この試合では、後半ラストプレーでユナイテッドに所属するDFマタイス・デ・リフトが劇的同点ゴールを決めて、チームに貴重な勝ち点「1」をもたらしている。
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劇的同点弾でドロー決着
【写真:Getty Images】
トッテナムがユナイテッドをホームに迎えた一戦。
ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督は、DFハリー・マグワイア、MFブルーノ・フェルナンデス、FWブライアン・ムベウモらを先発に起用した。
32分、ユナイテッドはFWアマド・ディアロのクロスに、ムベウモが頭で合わせて先制ゴールを奪うことに成功する。
その後、両チームともにチャンスは作ったものの、なかなかゴールまでには至らない展開で迎えた84分、トッテナムはFWマティス・テルの得点で同点に追いついた。
すると、勢いに乗ったホームチームは、後半アディショナルタイムにFWリシャルリソンが逆転ゴールを決めて、2-1としている。
そのまま試合終了かと思われた中で、ユナイテッドが最後のセットプレーから同点に追いついた。
試合終了約1分前に得たコーナーキックでは、GKセンヌ・ラマースもゴール前に上がっており、何としてもゴールを奪うという姿勢を見せたユナイテッド。
すると、ブルーノがゴール前に蹴り込んだクロスに対して、デ・リフトが頭で合わせてネットを揺らしている。
直前にGKセンヌ・ラマースを囮としてマークを剥がしており、さらにDFルーク・ショーが相手DFをブロックすることでデ・リフトが完全にフリーとなるなど、デザインされたコーナーキックから貴重な同点ゴールを奪うことに成功した。
そのまま試合は終了し、2-2の引き分けに終わっている。