イングランド・プレミアリーグ第11節、サンダーランド対アーセナルの試合が現地時間8日に行われ、2-2の引き分けに終わった。この試合では、アーセナルに所属するFWレアンドロ・トロサールがペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを突き刺し、チームの2点目を記録している。
——————————
トロサールが豪快な一撃を決める
【写真:Getty Images】
前節終了時点で5勝3分2敗の4位と好調のサンダーランドのホームに、アーセナルが乗り込んだ一戦。
チームを率いるミケル・アルテタ監督は、DFウィリアン・サリバ、MFマルティン・スビメンディ、FWブカヨ・サカらを先発に起用した。
アーセナルがボールを支配して試合を優位に進めていたが、先にスコアを動かしたのはホームチームだ。
36分、サンダーランドはGKからのロングボールが起点となり、最後はDFダニエル・バラードが先制点を記録している。
迎えた54分、先制されてしまったアーセナルは、カウンターの流れからサカが同点弾を突き刺し、試合を振り出しに戻した。
さらに、74分、トロサールが見事な一撃でチームに逆転ゴールをもたらす。
ペナルティエリア手前でボールを保持したトロサールは、背後から走り込んできたDFリッカルド・カラフィオーリに対峙していた相手選手が一瞬気を取られた隙を見逃さず、素早く中央に切り込み右足を振り抜いた。
トロサールの放ったロケット弾のような強烈なシュートは、GKロビン・ローフスも止めることができずにゴール右上隅に突き刺さっている。
しかし、後半アディショナルタイム、FWブライアン・ブロビーに同点とされてしまい、アーセナルは2-2で試合終了の笛を迎えた。