イングランド・プレミアリーグ第11節、チェルシー対ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)の試合が現地時間8日に行われ、チェルシーが3-0で勝利した。この試合では、チェルシーに所属するFWペドロ・ネトが見事な高速カウンターの流れからゴールを決めて、チームの勝利に大きく貢献している。
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鮮やかな高速カウンター
【写真:Getty Images】
今季まだ未勝利で最下位に沈んでいるウルブスを、チェルシーがホームに迎えた一戦。
チームを率いるエンツォ・マレスカ監督は、DFウェズレイ・フォファナ、MFエンソ・フェルナンデス、FWリアム・デラップらを先発に起用した。
51分、チェルシーはDFマロ・ギュストのゴールで先制する。
迎えた65分、FWエステバン・ウィリアンが右サイドを突破しゴール前にクロスを送ると、最後はFWジョアン・ペドロが押し込んで、リードを広げた。
さらに73分、カウンターの展開からチェルシーが鮮やかなダメ押しゴールを決める。
味方のクリアボールを回収したエンソ・フェルナンデスが左サイドのFWアレハンドロ・ガルナチョへと展開。
ボールを受けたガルナチョは、一気に加速しスピードに乗ると相手DFを振り切り、ペナルティエリア内までボールを運ぶことに成功した。
そしてゴール前に折り返すと、ボックス内に走り込んでいたネトが合わせて、リードを3点としている。
フリーになっていた選手を見逃さなかったエンソ・フェルナンデス、素早い切り替えでアウェイチームに対して立て直す隙を与えなかったガルナチョ、そしてしっかり決め切ったネトによる、完璧なカウンターからのゴールだった。
そのまま試合は終了し、3-0でチェルシーが勝利している。勝利したチェルシーは、勝ち点「20」として暫定2位に浮上した。