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日本VS韓国!? アジア人市場価値ランキング1〜5位。世界的に注目されるアジアの選手は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 日本人サッカー選手の活躍が世界各地で目立つが、他のアジア出身選手たちも各国リーグで存在感を放っている。今回は、移籍情報サイト『transfermarkt』が算出した最新の市場価値をもとに、アジア人選手のランキングを紹介する(※出場記録などは11月9日時点。市場価値が並んだ場合はサイトの表示順に準拠)。[2/5ページ]
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4位:久保建英(日本代表)

レアル・ソシエダの久保建英
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月4日
市場価値:3000万ユーロ(約51億円)
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:10試合1ゴール0アシスト

 サッカー日本代表の久保建英は、最新の市場価値が3000万ユーロ(約51億円)で、アジアで4位にランクインした。

 久保はスペインの名門バルセロナの育成組織で育ったこともあり、幼い頃から注目を集めた。

 バルセロナでのプロデビューは叶わなかったが、Jリーグを経て2019年夏にレアル・マドリードへ加入。2019/20シーズンのマジョルカへのレンタル移籍を挟んだのち、マドリードに復帰した2020年夏には19歳の若さで市場価値が3000万ユーロ(約51億円)に達した。

 その後、ビジャレアルやヘタフェでは思うような結果を残せず市場価値を下げたが、2022年夏に加入したレアル・ソシエダで才能を開花した。

 2022年7月時点で750万ユーロ(約12億7500万円)だった市場価値は、1年半で一時6000万ユーロ(約102億円)にまで上昇した。

 しかし、その後は下落傾向が続いている。

 2023/24シーズンは前半戦こそ6ゴール3アシストを記録したが、後半戦は1ゴール1アシストにとどまった。2024/25シーズンは5ゴール0アシスト。今シーズンはここまで10試合で1ゴールとなっている。

 2022/23シーズンの9ゴール7アシストと比較しても、数字の低下は明らかだ。

 とはいえ、今シーズンの不振は久保個人の問題だけではない。

 チーム全体の得点力不足に加え、久保自身も9月6日のメキシコ代表戦で足首を痛めて万全の状態ではなかった。今月7日のリーグ戦第12節エルチェ戦で6試合ぶりに先発出場を果たしたところで、今後の活躍が期待されている。

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