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日本VS韓国!? アジア人市場価値ランキング6〜10位。世界的に注目されるアジアの選手は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 日本人サッカー選手の活躍が世界各地で目立つが、他のアジア出身選手たちも各国リーグで存在感を放っている。今回は、移籍情報サイト『transfermarkt』が算出した最新の市場価値をもとに、アジア人選手のランキングを紹介する(※出場記録などは11月9日時点。市場価値が並んだ場合はサイトの表示順に準拠)。[3/5ページ]
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8位:鈴木彩艶(日本代表)

サッカー日本代表 鈴木彩艶
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年8月21日
市場価値:2000万ユーロ(約34億円)
所属クラブ:パルマ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:11試合14失点

 サッカー日本代表の正守護神である鈴木彩艶は、最新の市場価値が2000万ユーロ(約34億円)でアジア8位にランクインした。GKとしてはアジア最高額となっている。

 浦和レッズの育成組織出身の鈴木は、2023/24シーズンにベルギーのシント=トロイデンへ移籍し、欧州でのキャリアをスタート。1年目から評価を高め、2024年夏にイタリアのパルマへとステップアップを果たした。

 パルマは、当時の市場価値が250万ユーロ(約4億2500万円)だった鈴木に対し、820万ユーロ(約13億9400万円)もの移籍金を投じて獲得した。昇格したばかりのチームにとっては高額だが、鈴木は期待以上の成長を遂げていると言える。

 セリエA初年度のパフォーマンスが評価され、2025年5月には市場価値が現在の2000万ユーロにまで上昇した。

 2025/26シーズンもセリエA2年目にしてここまで全試合に出場し、不動の正GKとして君臨。特に10月19日のジェノア戦では幾度も好セーブを披露し、多くのメディアからマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 時折見せるミスが非難の対象になることはいまでもあるが、市場価値はパルマ所属選手の中で最高額で、23歳という年齢を考慮すれば、まだまだ上昇の余地がある。

 最近ではACミランなどが獲得に興味を持っているという噂もあり、鈴木はもはやアジアを代表するだけでなく、世界的にも注目されるGKへと成長を遂げている。

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