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コスパ最悪!? マンチェスター・ユナイテッド「給料が高すぎる」5人。順応できないエース候補、ベンチに座る高給ベテランなど

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

 最高峰の舞台で戦うサッカー選手は高額な年俸を受け取っているが、必ずしも額面通りの働きをピッチ上で見せているとは限らない。今回はマンチェスター・ユナイテッドの選手で、給料があまりに高い選手や現在のサラリーに見合わない選手をピックアップして紹介する。(年俸は『capology』、リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照)[2/5ページ]
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FW:ベンヤミン・シェシュコ(スロベニア代表)

マンチェスター・ユナイテッドFWベンヤミン・シェシュコ

【写真:Getty Images】

生年月日:2003年5月31日
年俸:832万ポンド(約16.6億円)
今季リーグ戦成績:11試合2得点1アシスト

 2025年夏にマンチェスター・ユナイテッドが最も高額な7560万ユーロ(約128.5億円)の移籍金で獲得したのが、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコである。

 昨季のマンチェスター・ユナイテッドはストライカーの深刻な得点力不足に悩まされ、ラスムス・ホイルンドはリーグ戦4ゴール、ジョシュア・ザークツィーはリーグ戦3ゴールに留まっていた。

 シェシュコは彼らに代わる得点源として期待されているが、現状はプレミアリーグとチームに適応できているとは言い難いだろう。

 ブンデスリーガよりもスペースが狭いプレミアリーグ独特の環境で自らのポテンシャルを発揮できておらず、第11節終了時点では2ゴールに留まっている。

 22歳の若手ストライカーに加入直後からエースの役割を求めるのは酷な話だが、獲得に費やした金額を考えるともう少し結果を残して欲しいところだろう。

 複数の強豪クラブとの争奪戦の末に獲得となったことも影響して給与も高騰しており、これまでの実績や現状の活躍を考えると“高すぎる”と言わざるを得ない。

 彼が受け取る給与は、年俸に換算すると832万ポンド(約16.6億円)であり、これはチーム内で6位に該当する。

 高額な移籍金で獲得した選手は期待値の高さから批判の対象となりやすく、プレッシャーをはねのけるためにも早急に結果を残したいところだ。

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