マンチェスター・シティWFCは現地時間9日、イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)第8節でエヴァートンと対戦し、2-1の勝利を収めた。シティに所属するなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)GK山下杏也加がビッグセーブでチームのピンチを防いだシーンがあった。
——————————
マンチェスター・シティWFCが首位浮上
シティでは、山下、藤野あおば、長谷川唯の3選手が先発し、エヴァートンでは、林穂之香と石川璃音がスタメン出場。
また、北川と籾木結花が途中出場し、81分から日本人7選手が同時にピッチに立っている。
21分、長谷川が起点となり、パスを受けたイマン・ベネイのスルーパスに反応したフィフィアネ・ミデマーが冷静に流し込み、先制に成功する。
40分にゴールを献上し、1-1で前半を折り返すが、54分に決勝点が生まれる。
藤野は左サイドへパスを送り、これを受けたレイラ・ウアハビがペナルティエリア内からクロスを供給すると、カディジャ・ショーがヘディングでチームの2点目を叩き込んだ。
前半から好セーブ連発の山下が、エヴァートンの決定機を防ぐ。
74分、ケイティ・ロビンソンがドリブルでペナルティエリア右へ侵入し、ラストパス。
これに反応した北川が右足のダイレクトシュートで狙うも、山下がビッグセーブでピンチを逃れた。
至近距離からの強烈なシュートに見事に反応し、チームを救っている。
試合はこのまま終了し、リーグ戦7連勝のシティが首位に浮上した。
