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「控え扱いを望まないだろう」田中碧、監督続投なら移籍か?リーズは残留望むも「本人が同じ気持ちとは限らない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 リーズ・ユナイテッドに所属する27歳の日本代表MF田中碧は不動の存在だったが、今季は絶対的地位が揺らいでいる。このままバックアップ扱いが続く場合、来年1月に移籍するかもしれない。英メディア『MOTリーズニュース』が11日に報じている。
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田中碧、昨季は不動の存在だったが…

リーズ・ユナイテッドMF田中碧
【写真:Getty Images】


 田中は昨季、当時2部のリーズを昇格と優勝へ導き、チームのシーズンMVPに選出された。

 そして、プレミアリーグ初挑戦となった今季の開幕戦(エバートンに1-0勝利)では、各国の主要メディアがマン・オブザ・マッチ(MOM)に選ぶほど、絶大な存在感を放つ。


 続くアーセナル戦でも先発起用されたが、相手との接触で足を痛め、58分までプレーしたが途中交代している。

 その後、MCL(内側側副靱帯)の負傷と判明。

 幸いにも代表ウィークを挟んだことで、怪我による欠場は1試合にとどまったが、離脱中に主力の座から外され、控えメンバーとなった。

 その一方で、チームの成績は低迷し、プレミアリーグ第11節が終了した時点で3勝2分6敗の16位に沈んでいる。

 そのため、リーズを率いるダニエル・ファルケ監督に解任論が浮上。

 とはいえ、同メディアは「不調が続いているものの、ファルケ監督はリーズに留まる見通しだ。

 クラブのオーナーが解任に踏み切る可能性は低い」とし、今後も同じ体制が続くと予想している。

 それを踏まえ、「ファルケ監督の続投が濃厚となる中で、田中はシーズン残りを控えとして過ごすことを望まないだろう。

 彼は昨季チャンピオンシップで印象的な活躍を見せており、その評価は今季の出場機会が限られているにもかかわらず、依然として高い。

 クラブ側は彼の残留を望んでいるが、出場機会の保証がない現状で、本人が同じ気持ちでいるかは不透明だ」との見解を示した。

 2026年にワールドカップを控えているだけに、継続的にプレーできる環境を田中は求めるかもしれない。

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【了】

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