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コスパ最悪…アーセナル「給料が高すぎる」5人。ほとんど稼働できない最高年俸や余剰戦力も

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

 最高峰の舞台で戦うサッカー選手は高額な年俸を受け取っているが、必ずしも額面通りの働きをピッチ上で見せているとは限らない。今回はアーセナルの選手で、給料があまりに高い選手や現在のサラリーに見合わない選手をピックアップして紹介する。(年俸は『Capology』、リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照)[2/5ページ]
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FW:ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年4月3日
年俸:1378万ポンド(約27.6億円)
今季リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト

 ミケル・アルテタ監督のアーセナルにとって、大きなキッカケとなったのが2022年夏のガブリエウ・ジェズスとオレクサンドル・ジンチェンコの補強だろう。

 指揮官の古巣であるマンチェスター・シティから2人の教え子を獲得したことで、戦術的な幅が劇的に広がった。

 しかし、すでに2人は余剰戦力となっている。ジンチェンコは今夏にノッティンガム・フォレストにローン移籍という形で放出となった。

 一方のジェズスは2022年10月に行われたFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で膝の怪我を負って以降は、ベストな状態に戻すことに苦戦している。

 近年は毎年のように膝の怪我を繰り返しており、今年1月には左膝の前十字靭帯損傷の大怪我を負った。

 すでに芝生の上でのトレーニングには復帰しており、年末までにも試合に出場する可能性もあるそうだ。

 しかし、仮に実戦復帰をしたとしても放出候補であることには変わらないだろう。

 現状はヴィクトル・ギェケレシュ、ミケル・メリーノ、カイ・ハフェルツに次ぐ4番手FWである上に、ブラジル代表FWの年俸1378万ポンド(約27.6億円)というチーム2位の給与は編成を組む中ではネックとなる。

 ジェズスが戦列を離れている間にアーセナルはウィリアン・サリバを筆頭に主力選手の給与アップが進んでおり、余剰戦力の選手にまで高い年俸を払う余裕はあまり残されていない。

 早ければ冬の移籍市場にも放出となるかもしれない。

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