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コスパ最悪…アーセナル「給料が高すぎる」5人。ほとんど稼働できない最高年俸や余剰戦力も

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

 最高峰の舞台で戦うサッカー選手は高額な年俸を受け取っているが、必ずしも額面通りの働きをピッチ上で見せているとは限らない。今回はアーセナルの選手で、給料があまりに高い選手や現在のサラリーに見合わない選手をピックアップして紹介する。(年俸は『Capology』、リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照)[3/5ページ]
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DF:ベン・ホワイト(イングランド代表)

アーセナルDFベン・ホワイト
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月8日
年俸:780万ポンド(約15.6億円)
今季リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 過去2シーズンで大きく序列を下げたのがベン・ホワイトである。

 2021年夏の加入から3シーズンは主に右CBと右SBで不動のレギュラーとしてチームに欠かせない存在だったが、疲労が蓄積された影響もあってか、昨季から細かい怪我が増えて稼働率が悪くなった。

 その間にユリエン・ティンバーが右SBとして台頭し、ホワイトには不安があった対人守備の部分で圧倒的な強さをみせている。

 ブカヨ・サカやマルティン・ウーデゴールとの連係の部分ではホワイトに分があるかもしれないが、今のアーセナルは堅守とセットプレーが最大の武器。

 この2点を最優先に考えるのであれば、ティンバーが重宝される理由も納得できるだろう。

 昨シーズンに怪我が多かった影響もあってプレータイムを管理している側面もあるかもしれないが、11月11日時点での先発出場は公式戦4試合のみ。

 プレミアリーグに限定すると、開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦以降は出番がなく、リーグカップが主な主戦場となっている。

 これまでの貢献度の高さを考えると、年俸780万ポンド(約15.6億円)の給与は妥当な金額ではあるが、このまま序列を下げ続けるのであれば、“高すぎる”と言われてしまうかもしれない。

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