サッカー日本代表は開催国以外で最も早く2026年のワールドカップ出場を決めた。その一方で中国代表は、出場枠が拡大されたのもかかわらず、またも本大会への切符を逃している。両者の差が広がっていることを認識しつつ、日本は着実に進化を続けていると、中国紙『捜狐』が13日に分析した。
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サッカー日本代表は着実に進化を続けているが…
カナダ、メキシコ、米国による3カ国共催のワールドカップにおいて、出場枠が32カ国から48カ国に拡大された。
アジアは4.5から8に変化しており、これまでW杯を夢見ていた国々にも参加のチャンスが与えられている。
中国も最終予選(アジア3次予選)まで進み、日本と同じグループCに入った。
ただ、インドネシア代表、バーレーン代表も同様にW杯を目指し、帰化選手を加えるなどしてチームを強化したことで、中国にとっては一筋縄ではいかない状況となっていた。
最終的に中国は3勝7敗の5位に終わっている。
その一方で、日本は7勝2分1敗の首位独走し、早々に突破を決めた。
2022年のW杯ではドイツ代表、スペイン代表をグループリーグで撃破し、今年10月にはブラジル代表を相手に0-2から3点奪って歴史的初勝利を飾っている。
今では、日本がW杯優勝を目標に掲げている状況だ。
同紙は冷静に受け止め「隣国・日本は着実に進化を遂げている。
今やアジアでは揺るぎない絶対王者だ。
目標もアジア制覇から、世界の頂点へとシフトしている。
日本は野心を隠しておらず、W杯優勝を明確な目標とした。
これは決して根拠のない自信から来るものではない。
実際に、現在の日本は世界でも注目される戦力を備えている。
多くの選手が欧州5大リーグでレギュラーとして活躍しており、それぞれのチームで重要な役割を担っている。
日本の主力はほぼ全員が欧州組で構成されており、彼らは高度な戦術理解と試合経験を持ち帰っている。
その積み重ねが、日本代表全体のクオリティを飛躍的に高めているのだ。
象徴的だったのはブラジル戦で、W杯5度の優勝を誇る強豪をついに撃破し、チームの自信と野心を大きく後押しした。
今後のガーナ戦、ボリビア戦で良い流れをつかめば、本大会での躍進も十分に期待できる。
それに比べて、中国の現状は厳しいと言わざるを得ない。
アジアの中で日本が着実に世界基準へ近づく中、中国サッカーは依然として足踏みを続けている」と伝えた。
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