FIFAワールドカップ26欧州予選・グループD第9節、サッカーフランス代表対ウクライナ代表の試合が現地時間13日に行われ、フランスが4-0で勝利した。この試合では、リヴァプールに所属するフランス代表FWヒューゴ・エキチケが華麗な連携からダメ押しとなる4点目を決めて、チームをW杯本大会に導いている。
——————————
鮮やかな連携からダメ押し弾
【写真:Getty Images】
勝利すればW杯出場権を獲得するという状況で、ホームにウクライナを迎えたフランス。
チームを率いるディディエ・デシャン監督は、DFウィリアン・サリバ、MFエンゴロ・カンテ、FWキリアン・エムバペらを先発に起用した。
前半はフランスがボールを保持してウクライナを押し込むという展開が続いていたが、アウェイチームの守備をなかなか崩すことができず、試合を折り返している。
迎えた55分、PKを獲得したフランスはエムバペがこれを決めて先制に成功した。
さらに76分、83分と追加点を記録して、W杯出場確定に大きく近づく。
すると、88分、鮮やかな連携でウクライナ代表の守備を攻略し、エキチケが試合を決定づけた。
自陣から攻撃を組み立てていたフランスは、左サイドでボールを持ったエキチケが一気に加速。ウクライナ陣内へと侵入する。
ピッチ中央付近からペナルティエリア手前までボールを運ぶことに成功したエキチケは、エムバペとのワンツーでボックス内に侵入すると、最後はダイレクトでゴール左下隅に流し込んだ。
長い距離を一気に運び、最後はエムバペとの連携でウクライナの守備を翻弄したエキチケの素晴らしいゴールだった。
そのまま試合は終了し、4-0で勝利したフランスが最終節を残して、W杯出場権を獲得している。