FIFAワールドカップ26欧州予選・グループFの第5節、サッカーアイルランド代表対ポルトガル代表の試合が現地時間13日に行われ、ポルトガルは0-2で敗れた。ポルトガルメディア『Notícias ao Minuto』は同日に、この試合で代表キャリア初の一発退場となったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを厳しく批判している。
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C・ロナウドが代表キャリア初めての一発退場
【写真:Getty Images】
ここまで4試合を消化して3勝1分と無敗を維持しており、勝利すればW杯本大会出場が決まるという状況でアイルランド戦を迎えたポルトガル。
しかし、17分、アイルランド代表FWトロイ・パロットに先制ゴールを決められてしまう。さらに、45分にも失点したことで、2点を追いかける展開となった。
迎えた61分、C・ロナウドのまさかの行為でポルトガルが数的不利に陥る。
アイルランドDFダラ・オシェイに背後から何度も押されていたC・ロナウドは、相手の背中に肘打ちをしてしまった。一度はイエローカードを提示されたものの、VARによるチェックの結果、退場処分となっている。
同メディアは、「完全に正気を失っている」と前置きし、「ポルトガルのキャプテンは、アイルランド戦の試合中に怒りを爆発させ、相手のDFを肘で殴打した」と、C・ロナウドの退場劇を振り返った。
また、「当初は イエローカードを提示されていたが、VARの確認のために 主審がモニターを見てしまったことから、ポルトガルの背番号“7”の退場は不可避だった」と、 当然の退場処分であったことを強調している。
米メディア『FOX Sports』も、「C・ロナウドの狂気、愚かな瞬間だった。キャリア初の悲惨な出来事でファンは嘲笑」と、ポルトガルのスターの退場劇を報じた。
アイルランドに敗れたことによって、2位ハンガリー代表とのポイント差は「2」となっている。
最終節は16日に行われ、ポルトガルはホームにアルメニア代表を迎える予定だ。