フットボールチャンネル

「思ったより圧を感じた」サッカー日本代表GK早川友基はクリーンシートも満足せず…「もっとできたなって」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

 サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でガーナ代表と豊田スタジアムで対戦し、2-0で快勝した。4試合ぶりの無失点に貢献したGK早川友基が取材に応じ、「もっとできたっていうのが率直な感想」と代表2キャップ目を振り返った。
——————————

早川友基が悔しさを滲ませる

日本代表 早川友基
【写真:田中伸弥】

 今回の代表活動では、GK鈴木彩艶(パルマ)が負傷で不参加となり、16日に天皇杯準決勝を控えているサンフレッチェ広島のGK大迫敬介も招集が見送られた。

 そこで、アメリカ遠征から継続的に招集されていたものの、3番手の立ち位置だった早川が、ガーナ戦では先発に抜擢。E-1サッカー選手権以来の代表でのプレーとなった。

 無事クリーンシートで終えた26歳のGKだったが、「相手からのプレッシャーは、あまりかかっていなかったが、ピッチでは思ったより圧を感じた。自分のプレーは、もっとできたなっていうのが率直な感想」と悔しさを滲ませた。

 その“圧”の部分について、早川は「自分が持ち運ぼうと思ったタイミングで、一気にプレッシャーかけてきた。そこのスピード感の強弱とか、背後に走ってくるスピードの速さを感じた」と足元でのプレーでの際に、ガーナの迫力を実感したという。

 また、攻め込まれるシーンが少なく、足元でのプレーも多かったこの試合。

 早川は、とくに配球の部分での課題を感じたという。「(パスの)質と精度の部分は、上げていけると思った。それをもっと自分の中に落とし込んでいけたら、より成長していける。それができれば、世界の舞台で、臆せず戦っていけると思います」と語り、更なる成長を誓った。

(取材:加藤健一、文:編集部)

【関連記事】
英国人が見た日本代表対ガーナ「遠藤航が本当に心配」「佐野海舟はW杯で…」「久保建英はいつものような…」
日本代表、ガーナ戦全選手パフォーマンス査定
サッカー日本代表、森保一監督が田中碧に「アオ、アオ。大丈夫」と声掛け。ファウル受けたアブが大怪我か


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!