サッカー日本代表は14日、国際親善試合でガーナ代表と対戦し、2-0で勝利した。この試合後、久保建英はガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョとユニフォームを交換したようだ。
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久保建英とセメニョがユニフォーム交換

　豊田スタジアムで行われた一戦は、南野拓実のゴールで日本代表が先制。後半には堂安律にも得点が生まれた。一方のガーナ代表は得点を奪えず、最終スコア2-0で、森保ジャパンが制している。

　試合を終えた選手たちは、続々とピッチを後にしていく。その際、ガーナ代表の選手やスタッフが、ドレッシングルームへ向かう日本代表の選手たちを引き留める姿があった。

　鈴木淳之介は18歳のケルビン・ヌクルマ、この日が代表デビューとなった北野颯太は同じ背番号24をつける21歳のプリンス・オウスのユニフォームを手に、ドレッシングルームへと下がっていった。

　取材エリアから見る限り、ユニフォーム交換のほとんどがガーナ代表側のリクエストに日本代表の選手たちが応じる流れのように見えた。

　そして久保は、相手のエースでもあるセメニョとユニフォームを交換していた。

　実は久保は、先日公開された『TBS』での柿谷曜一朗氏との対談の中で、セメニョを認める発言をしている。

「いま一番のWGは誰って話になったときに、鎌田（大地）選手が、『セメニョやろ』って言ったんですよね。個の能力だけで言えば、1番なのかなと思います」

　強豪国の一員とまでは言い過ぎかもしれないが、日本代表の選手たちのステータスはここ数年で各段に上がった。欧州5大リーグやUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグを舞台に戦う選手たちが多くを占めている。

　平均年齢24.2歳で、若い選手も多く招集されていたガーナ代表にとって、大舞台で戦う日本代表選手たちとの対戦は貴重な経験になったのかもしれない。

（取材・文：加藤健一）

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