サッカー日本代表は11月14日、豊田スタジアムで行われた国際親善試合でガーナ代表と対戦し、2-0で勝利した。試合後、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が取材に応じ、この日のゲームについて振り返っている。
——————————
サッカー日本代表アンバサダーのキービジュアル変更についても言及
【写真:編集部】
「良いゲームやったなと思います、全ての面で。しっかりとした守備から切り替えも早かったし、奪われてからも戻るのが早かった。すごく安定した試合だったかなと思います」
宮本会長がこのように振り返るようにこの日のサッカー日本代表は、ボールを奪われてから取り返す意識が高く、守備から攻撃に転じていた。
前半16分の先制点もその姿勢からゴールにつながったと言ってもいいだろう。
佐野海舟からの折り返しを受けた南野拓実が冷静にゴールに流し込んだが、このプレーの前には佐野のボール奪取があった。
宮本会長は佐野の存在感について、「試合ごとに高まってると思います。彼の動きを見てると、ボールを奪う動きをディフェンスで後ろからどんどん先回りしてるし、奪ってつけて出ていくところの意識は本当に高いし、それが点に繋がったのはチームとしても大きいと思う」と言及し、評価した。
また、試合前にJFAが「最高の景色を2026」オフィシャルアンバサダーに就任した「JI BLUE」(JO1とINIのメンバーから構成)のキービジュアルを変更したことについて、「我々がちゃんと説明したいことを説明するということになるかなと思います。我々はちゃんと伝えたいものがあるということ」と触れるにとどめた。
キービジュアルを巡っては、SNSなどで韓国国旗を想起させると批判的な意見が相次いでいた。
(取材:加藤健一、文・構成:編集部)
【関連記事】
英国人が見た日本代表対ガーナ「遠藤航が本当に心配」「佐野海舟はW杯で…」「久保建英はいつものような…」
日本代表、ガーナ戦全選手パフォーマンス査定
サッカー日本代表、森保一監督が田中碧に「アオ、アオ。大丈夫」と声掛け。ファウル受けたアブが大怪我か
【了】