U-17メキシコ代表は現地時間14日、FIFA U-17ワールドカップ カタール2025・ラウンド32でU-17アルゼンチン代表と対戦し、PK戦の末に勝利している。U-17サッカー日本代表の面々は、ホテルに戻ったU-17メキシコ代表の選手たちを祝福し、歓喜の輪を作った。
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U-17メキシコ代表が勝利
グループFを3位で突破したU-17メキシコ代表は、グループDを3連勝の首位で通過したU-17アルゼンチン代表と激突した。
9分にコーナーキックからゴールを献上し、先制されてしまうも、後半開始早々に同点弾が生まれる。
左サイドからクロスボールが送られると、ファーサイドでルイス・ガンボアが頭で合わせてネットを揺らす。
続く58分、フリーキックの流れからガンボアがこの日2点目をマークし、逆転に成功。
87分に同点とされ、試合はPK戦へと突入する。
U-17アルゼンチン代表の1人目のキッカーを止めていたサンティアゴ・ロペスが5人目で成功させ、U-17メキシコ代表が5人全員成功で勝利となった。
激闘を制したU-17メキシコ代表をホテルで待っていたのが、U-17日本代表だった。
グループリーグでもお互いの勝利を分かち合っていた両チームは、この日U-17メキシコ代表のラウンド16進出をともに喜んでいる。
U-17日本代表は15日に行われるラウンド32でU-17南アフリカ代表と対戦する。
国境を越えた絆を深めた両者は、勝ち進んでいけば、決勝で激突することとなる。
果たして、両者は決勝へ進み、世界一を争うことになるのだろうか。
