サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、11月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は14日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠[4/5ページ]
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7位:板倉滉(いたくら・こう)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月27日(28歳)
所属クラブ:アヤックス(オランダ)
日本代表通算成績:38試合2得点1アシスト
市場価値:1200万ユーロ(約20億円)
7位にランクインしたのは、9月以来に招集された板倉滉だ。
板倉は、9月の国際親善試合のメキシコ代表戦で負傷交代。クラブに戻った後は、ピッチに立つ姿を見せた。
しかし、10月シリーズ直前にまたしても怪我を負ってしまう。
そのため、招集は受けていたものの離脱することとなってしまった。
現在の日本代表のDF陣は、けが人が多く冨安健洋を始め、伊藤洋輝、町田浩樹、高井幸大らを欠いている状況だ。
その中でも、鈴木淳之介や渡辺剛が飛躍し、日本代表にとってプラス材料となった。
そこにこれまで日本代表の守備の主軸だった板倉が加わるとなると、より安定した守備が期待できる。
そんな板倉の市場価値は推定1200万ユーロ(約20億円)とされている。
日本代表だけではなく、所属しているアヤックスでも主力として試合に出場しているところを見ると、上昇してもおかしくはないはずだ。
ただ、今年で28歳になったことを考慮すると、大幅な上昇は見込めない可能性もある。
となると、市場価値におけるひとまずの目標は、自身最高額の1500万ユーロ(約26億円)になるだろうか。