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最高額は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー市場価値ランキング6~10位。トップ10に入ったのは?

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

 サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、11月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は14日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠[5/5ページ]
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6位:前田大然(まえだ・だいぜん)

前田
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月20日(28歳)
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
日本代表通算成績:25試合4得点0アシスト
市場価値:1500万ユーロ(約26億円)

 6位にランクインしたのは、一瞬のスピードを武器にする前田大然だ。

 現在所属するセルティックでリーグ戦4連覇に貢献し、昨季はリーグ戦30試合に出場。チームトップの16得点を決めている。

 昨シーズンと比較すると、暫定的な成績としてはややペースダウン。チーム内得点王も現状では新加入のベンジャミン・ニグレンに譲っており、ここからの挽回が期待される。

 現在第12節終了時点で9試合に出場し、3得点2アシスト。決して悪い数字ではないが、リーグ年間MVPまで辿り着いたタレントとしてはもうひとつギアを上げたいところだ。

 そしてサッカー日本代表でも、森保一監督のファーストチョイスに割って入るのに苦労している。

 3-4-2-1をベースシステムにする日本代表で、CFやWBでの序列が下がっているのは事実だ。

 出場機会を得たとしても、WBの主力である三笘薫との交代でピッチに入り、守備のタスクを期待されることが多い現状にある。

 前田の成績を見ても、その状況がよくわかる。

 FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選では、全8試合のうちスタメン起用は1回だけ。それもすでにW杯出場を決めた状態で迎えた、今年3月のサウジアラビア代表戦である。

 また、昨年9月に行われた中国代表戦での得点を最後に、ゴールからも遠ざかっている。

 そんな前田の6月時点の市場価値は推定1500万ユーロ(約26億円)とされており、昨年の10月時点からの約半年間で2倍近くにまで膨れ上がっている。

 昨季のクラブでの活躍が、大幅な上昇の要因として考えられるだろう。 

 逆に、日本代表での活躍が多くない前田がここまで金額を伸ばしていることを考えると、代表チームでの結果次第ではさらに上を目指すことも可能なのではないだろうか。

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【了】

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