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フォーカス 3週間前

W杯はもう絶望…? サッカー日本代表に呼ばれなくなった5人。森保一監督から声がかからないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 現在、年内最後の活動に臨んでいるサッカー日本代表。負傷者が相次ぎ、ベストメンバーが揃わない状況の中でも変わらず招集される選手がいる一方で、かつて常連だった選手の姿が見られなくなっている。ワールドカップ(W杯)本大会が約半年後に迫る中、日本代表に呼ばれなくなった選手5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。[2/5ページ]
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MF:旗手怜央(はたて・れお)

日本代表、旗手怜央

【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日
所属先:セルティック(スコットランド)
日本代表招集歴(最終):2025年3月
25/26リーグ戦成績:9試合1得点1アシスト

 2021年冬、川崎フロンターレからセルティックへ移籍して以降、絶対的な主力として活躍する旗手怜央だが、サッカー日本代表からは声がかからない状況が続いている。

 本職は中盤の選手であるものの、サイドバックとしてもプレー可能な器用さを持つ旗手は、これまで貴重なユーティリティープレーヤーとして定期的に代表に招集されてきた。

 しかし、現在の代表チームには各ポジションにスペシャリストが揃っており、森保一監督のファーストチョイスにはなり切れていない。

 セルティックでは主にセントラルミッドフィルダーとしてプレーしている旗手だが、日本代表では最激戦区とされるこのポジション。スタメン争いどころか、招集メンバーに名を連ねるだけでも容易ではない状況が続いている。

 加えて、セルティックから定期的に代表招集を受けているのは、圧倒的なスピードを武器とする前田大然ただ一人だ。

 スコティッシュ・プレミアシップのリーグレベルを懸念する声も根強く、旗手のように万能性を持つ選手であっても、何か一芸に特化していなければ代表への道は険しい。

 ワールドカップ本大会まで約半年となった今、旗手にとっては、プレーの質をさらに高めるだけでなく、所属環境やポジションの工夫もメンバー入りへの大きな鍵となるだろう。

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