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なぜ呼ばれない? サッカー日本代表に招集すべきだった5人。年内ラストの活動に呼びたかった実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は14日にガーナ代表と対戦し、18日にボリビア代表と対戦する。2026 FIFAワールドカップ(W杯)に向けて現在地を知り、チームを完成させていく期間だが、森保一監督から声がかからなかった選手も多くいる。今回のメンバーに呼ばれなかった有力選手を紹介する。※成績は16日時点。各データは『transfermarkt』を参照。[5/5ページ]
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GK:高丘陽平(たかおか・ようへい)

バンクーバー・ホワイトキャップスGK高丘陽平
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年3月16日
所属クラブ:バンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)
2025リーグ戦成績:34試合38失点

 高丘陽平は、これまでサッカー日本代表に選出された経験こそないものの、確かな実績を積んでおり、今回の代表戦で招集してみたかった選手の一人だ。

 2026 FIFAワールドカップ(W杯)の日本代表のGK陣は、現時点で鈴木彩艶、大迫敬介、早川友基の3人が中心になると見られている。

 今回は鈴木と大迫が不在で、初招集の小久保玲央ブライアンと、招集歴はあるものの出場経験のない野澤大志ブランドンがメンバー入りした。

 若手に経験を積ませる意図とも取れるが、有事に備えて、ベテランの招集も見てみたかった。

 高丘は2021、2022シーズンと横浜F・マリノスで守護神をとして活躍し、2023年にメジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスに加入。レギュラーとしてゴールを守っている。

 今年4月にはCONCACAFチャンピオンズカップ準決勝でリオネル・メッシらを擁するインテル・マイアミと対戦。2試合で1失点に抑えた。

 決勝ではクルス・アスルに敗れ準優勝となったが、北中米の強豪を相手に勝ち進んだ経験は、代表にとっても貴重だろう。

 もちろん、実力も折り紙付きで、マリノスに在籍していた2022年はJ1・ベストイレブンに選出されるなど、個人としての能力も高く評価されてきた。

 日本人GKに優秀な若手が育ってきているのは心強いが、W杯という目前の目標に向けては、若さが懸念材料となりうる。

 その中で、高丘が代表にどんな影響を与えられるかを見極める機会があってもよかったのではないだろうか。

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【了】

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