FIFAワールドカップ26欧州予選・グループIの最終節、サッカーイタリア代表対ノルウェー代表の試合が現地時間16日に行われ、ノルウェーが4-1で勝利した。この試合では、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが逆転ゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
——————————
ハーランドがイタリアを撃破
【写真:Getty Images】
ノルウェーは、7戦全勝(勝ち点21)と開幕節から好調を維持しており、2位のイタリア代表とは「3」ポイント差で最終節を迎えた。
11分、FWフランチェスコ・ピーオ・エスポージトにゴールを決められてしまい、ノルウェーが1点を追いかける展開となる。
迎えた63分、FWアントニオ・ヌサの得点でノルウェーが追いつくことに成功した。
さらに、78分には、ハーランドがイタリアの望みを断ち切る豪快な一撃を突き刺す。
ペナルティエリア手前左の位置で攻撃を組み立てていたアウェイチームは、ヌサが相手DF2人を引きつけながらボックス内にいたDFオスカー・ボブへとパスを通した。
フリーでボールを受けたオスカー・ボブは縦にボールを運ぶと、ゴール前にクロスを送る。
最後は、ハーランドがダイレクトボレーで叩き込み、ノルウェーが逆転した。
イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマも素早い反応を見せていたが、ハーランドの強烈なシュートは止めることができなかった。
その後、79分にハーランド、後半アディショナルタイムにはFWヨルゲン・ストランド・ラーセンが追加点を記録し、4-1でノルウェーが勝利している。
イタリアを撃破したノルウェーは、28年ぶりとなるW杯本大会出場を決めた。