フットボールチャンネル

復活してから存在感抜群の谷口彰悟、サッカー日本代表には「自分自身を取り戻すだけでは…ここにはいられない」

text by 編集部 photo by Noriko NAGANO

 サッカー日本代表は18日、国立競技場でキリンチャレンジカップ2025のボリビア代表戦に臨む。年内最後のテストマッチを翌日に控える中、DF谷口彰悟(シント=トロイデン)が取材に応じた。34歳のDFは、3バックの成熟度に手応えを示しつつ、精神面の充実ぶりを明かした。
——————————

谷口彰悟は精神面でも充実

サッカー日本代表、谷口彰悟
【写真:Noriko NAGANO】


 アキレス腱断裂という大けがから復活し、10月シリーズで1年ぶりに代表活動に復帰した谷口。

 先月のブラジル戦で、3バックの真ん中を務めて、歴史的勝利に貢献すると、14日のガーナ戦でもDFラインを統率し、クリーンシートでの勝利に貢献した。

 谷口は「3枚のこのフォーメーションの積み上げは、すごくできている。久しぶりに帰ってきた時も思いました」と成熟度について手応えを口に。

「後ろの組むメンバーが変わっても、共通理解と個の各々のスペシャルな部分をどう出していくのか、その部分がより積み上げができていると感じています」と強調した。

 一方で、個人としては、34歳という年齢を感じさせず、負傷から復活して以降、さらにパワーアップした印象を受ける谷口は「みんなも、どんどん進化してるし、自分自身を取り戻すだけでは、ここにはいられないと思っています」とコメント。

 続けて「成長して、もっと高いレベルの選手たちと一緒に戦う。もっともっと自分自身に求めていかないといけないと思っている。

 そういった意味では、また良いメンタリティでサッカーができてるというか、代表選手として自分の価値をもっともっと高めながら、さらにレベルアップを求めてる自分がいるので、それはそれでいいことかなと思います」と精神面の充実ぶりを明かした。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部) 

【関連記事】
サッカー日本代表、ボリビア戦のテレビ放送予定・キックオフ時間は?
W杯はもう絶望…? サッカー日本代表に呼ばれなくなった5人
英国人が見た日本代表「佐野海舟はW杯で…」「W杯で歴史を作りたいなら…」


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!