サッカー日本代表は18日、国立競技場でボリビア代表とテストマッチを行い、3-0で勝利した。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[4/6ページ]
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谷口彰悟は「冨安健洋の穴をよく埋めている」
――ここで前半が終了です。前半を振り返ってみて、日本のプレーはどうでしたか?
「全体的に良かったですが、鎌田のパスミスなどもあったので、集中して戦わなければいけませんね」
――最も印象に残った日本の選手は誰でしょうか。
「鎌田が良かったですね。パスミスがありましたが、存在感をどんどん高めています」
――本番では絶対にやってはいけないプレーでしたね。
「そうですね。あってはいけないミスでした!」
――後半が始まりました。日本は菅原が下がり、堂安律が入りました。菅原としては、もう少しプレーしたかったかと思います。
「イエローもらっていましたから、リスクを回避したのかもしれません」
――注目している遠藤のプレーはどうでしたか?
「悪くはなかったですが、ゲームをあまりコントロールできていませんでした」
――谷口は体を張ってシュートを防ぎました。今日も存在感がありますね。
「そうですね。冨安健洋の穴をよく埋めていると思います」
――今の日本代表で、替えがきかない選手ですね。
「本当にDFのリーダーになっていますね。森保一監督も信頼を寄せているようです」
――年齢的にも最後のW杯になるかもしれません。覚悟を感じますね。
「そうですね。前回もW杯には出ているので、雰囲気を恐れることはないと思います」
――前田がバックパスをミスし、カウンターをくらいました。ピンチでした。
「このシーンも危なかったです」
――遠い位置からシュートしてくれて助かった印象です。
「ボリビアの選手の判断とシュートの精度に助けられました」
――ボリビアの3番ディエゴ・メディナも前田のスピードに負けていませんね。
「面白いバトルですね!」
――早川はFKでいい対応をしましたね。
「積極的に出ましたね!」
