サッカー日本代表は18日、国立競技場でボリビア代表とテストマッチを行い、3-0で勝利した。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル))[6/6ページ]
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MOMを「森保一監督に挙げてもいいですか?!」
――ここで試合終了です。日本が3-0で勝利しました。試合を振り返っていかがでしょうか?
「途中までは可もなく不可もなくといった印象でしたが、2点目、3点目が取れた上で、無失点で終えることができたので全体的に良かったです」
――この試合のMOMは誰でしょうか?
「森保監督に挙げてもいいですか?! 立ち上がりも非常に良く、後半途中のメンバー交代も良かったので!」
――いいと思います! 本日のMOMは森保監督!
「途中から入った上田、中村、町野も良い貢献ができました」
――この1年を振り返ってみて、どうでしょうか?
「難しい時ももちろんありましたが、監督もチームもその苦境を乗り越えることができました。そして12月の抽選会に向けて、良い気分で迎えることができると思います」
――来年はいよいよワールドカップ本大会です。どのように準備を進めていけば良いでしょうか?
「できるだけ強豪国と戦ってほしいですね。特にヨーロッパの相手とチャレンジができれば良いと思います」
――ここまではあまりヨーロッパの相手とは、対戦する機会がなく、残念です。
「そうですね。W杯優勝候補はほぼヨーロッパのチームなので、大事な経験だと思います」
――ショーンさんにとって、この選手は本大会で外せないという選手はいますか?
「何人かいますよ!鈴木彩艶、谷口、鎌田、遠藤、堂安、三笘薫、久保、中村、南野、上田といったところです」
――三笘のケガが気になりますね。かなり長引いています。
「そうですね。心配しています」
――今日は中村が得点を決め、十分にアピールしていました。
「そうですね。中村は三笘に変わる非常に良いオプションですが、やはり三笘は特別な天才です」
――三笘の復帰を待ちたいですね。
「心待ちにしています!」
――ありがとうございました!
「来年はワールドカップで優勝しましょう!」
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。
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