サッカー日本代表は18日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)でボリビア代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。途中出場から1ゴール1アシストと結果を残した中村敬斗が、試合後に自身のプレーについて振り返っている。
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1ゴール1アシストで鮮烈な印象を残した中村敬斗

【写真:田中伸弥】
この日、森保一監督から「今日はシャドーで出てもらう」と告げられてピッチに立った中村敬斗。前回、同ポジションでプレーした際の課題を踏まえ、明確な改善点を持って試合に臨んでいた。
「前回もシャドーで出て、なかなかボールを受けるシーンがなかった。今回はシャドーで出たときに、よりゴールに向かってというのを意識した」と中村は振り返る。
そして、その攻撃を支えたのが、同じく67分から投入された上田綺世だった。
「近くに上田選手がいて収めてくれたのは大きかった。時間も作ってくれたので、入ってすぐ前向きなプレーができた」と感謝を口にする。
また、自らが叩き込んだチーム3点目についても、上田の存在が大きかったと強調した。
「あれは縦パスを収めてもらえたこと、それに尽きる。ちょっと強すぎました。えぐいっすね正直」と、そのキープ力が自身の選択肢を広げてくれていることを認める。
先月は南米の強豪との連戦を経験。それを踏まえて迎えたボリビア代表戦については、相手の力量差を感じつつも確かな手応えを語った。
「パラグアイ、ブラジルという南米の強豪の2か国と戦ったので、その相手と比べたらやっぱり、どうしても劣る相手だった。結果を見たら3-0ですけど、球際も弱くなかったし、南米のスタイルを感じた。ガーナ、ボリビアと連勝したのはデカい」
日本代表はこれで年内の活動を終え、来年はいよいよワールドカップイヤーを迎える。
「自チームに戻って、また頑張るっていう感じになりますけど、ほかの代表選手に比べると、どうしてもレベルが落ちてしまうし、意識的に良い意味で流されないというのは大事だと思う。あとは違いを見せて結果を残し続けるのが必須」と自らを鼓舞した。
この日、途中出場で確かなインパクトを残した25歳は、ワールドカップ本大会でどのような躍進を見せるのか、期待は高まるばかりだ。
(取材:竹中愛美 、文・構成:編集部)
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