サッカー日本代表は18日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)でボリビア代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。キャプテンとしてピッチに立った遠藤航は、試合の流れや自身の役割について振り返っている。
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9月以来の代表戦出場となった遠藤航

【写真:田中伸弥】
試合の序盤について遠藤航は、「入り方は良かったと思う。前から行くところと球際で主導権を握れた。その結果、いい形で先制点を取れた」と振り返る一方、相手にボールを持たれる時間帯もあったと語った。
「相手はボールを持ちたがっていたので、ボランチが落ちて受けるみたいなのがあった。そこでプレッシャーをかけるタイミングと、引くタイミングをはっきりするようにした。
途中で4-4-2みたいな守備をしたんですけど、ハマっていなかったので、3-4-3に戻したみたいなプレッシャーの行き方をした」と守備のシステムも状況に応じて柔軟に切り替えていたことを明かした。
その結果、交代選手も含めてチーム全体がゲームに入り、3-0での快勝につながったという。
この試合は、遠藤にとって9月のアメリカ遠征でのメキシコ代表戦以来の代表戦。個人のコンディションだけでなく、チーム全体を見ながらプレーすることがキャプテンとしての使命だと語る。
「個人的にはもちろんキツさみたいなのはありますけど、ゲーム感みたいなところはそんなに落ちないと個人的には思っている。
自分はキャプテンとしてプレーしているので、もちろん自分のことだけじゃなくて、チームの全体のことも考えながらプレーしなきゃいけない。それが結果的に自分のパフォーマンスを上げるみたいなところもある」
さらに、先制点を奪うなど躍動した鎌田大地の攻撃参加を可能にしたのも、自身が中盤で安定した守備バランスを保ったことが大きかったと語る。
「多分、大地も俺がいるから前に行くみたいなところもあったと思う。なので、自分はバランス見ながらみたいなところはありました」
遠藤は、キャプテンとして試合全体をコントロールし、チームの勝利に貢献した。
約半年後に迫るワールドカップに向けて、キャプテンとしての責任感を示す機会となった。
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【了】